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2006/08/16

若干攻撃的、Velvet Teen。

Cum Laude

『Cum Laude』 The Velvet Teen

フェス対策も終わり、ようやくヴェルヴェット・ティーンの
新作にとりかかれました。楽しみだった2年ぶりの3rd。

今回のタイトルは、ラテン語、らしい…。
=with honorsで優秀、優等であることなんかを意味する、らしい…。


ストリングスとピアノを多用した美しい多層構造で
有無を言わさず夢見ごこちの桃源ワールドに引っ張りこんだ前作、
その名も『Elysium』(イリジウム。ギリシャ、ローマ神話において
神に愛されたものだけが行ける死後の世界。特権階級的極楽浄土…?ハイプ?)
の整合性のとれた構築感は消えて、もっと攻撃的になってます。

新ドラマーの素晴らしい叩きっぷりに
電子音を撒いたヘヴィな感じは、
美しいセカンドに比べるといくらか一般受け悪いかも。

わたしもセカンドの薄暗い甘美感の方が好みといえばそうですが、
このサードでの変化はそこにとどまらない今後の成長を
期待させてくれるものでもあるので、好感触。

とか思いながら裏ジャケ見たら、
"THE HOURS OF MAGIC IS OVER"って。
うわあ、なんてこのアルバムを表してるんだ、
これは意図したメッセージ…?って確認したら、
アートディレクションが自分たちなのはともかく、
イラストレーションもヴォーカルの
ジュダ・ナグラーです…。びっくり。
前作からの意識的なスタイルと世界観の転換!
お見事です。

そして変化にもかかわらず、やっぱり有無を言わさず引っ張りこまれる。
というか、このアグレッシヴさには別世界に頭押し込まれる。
結局このサードもすごい好み。
まあ、このテの音が好きなんです。
…ていうか君たちほんとにアメリカのバンドかね?
なんの影響を受けずなんの影響を受けるとこうなるんだろう…。

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