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2006/07/11

『ミディアム』、あら素敵キャスト…。

#Suspicions and Certainties

今回初めて見たんですが、なんか出だしはジャンル不明ですね。

凶悪犯を死刑にするためにアリソンの能力をつかって
極刑を要求しそうな陪審員を選ぶ、という筋。
間違えずに陪審員選びができるのか、
ほんとうにその男が犯人なのか、
アリソンの予知夢と単なる夢との違いは、など
疑いや想像と確信との間には大きな違いがあって、
だからこそ霊能力つかうときには慎重を期さなきゃ、っていう
シリーズ序盤らしい話だったと思うんですが、
そのぶんスリラー要素というか事件もの要素というか、
そういうのはかなり低め。

陪審員による死刑求刑っていう微妙な問題扱ってるし、
(イエス!死刑!みたいなノリが若干怖かった…)
能力懐疑っていうシリーズの基礎としての
重めテーマだったと思うんですが、
その実、終始“憂うつアリソンdepressed Allison”と
夫のいちゃいちゃ…。

癇が強くて浮き沈みの激しいアリソンを
なんだか頼りなさそうに見えて意外と柔軟かつ
包容力のある夫が、ずっとうまくあやしつつあしらい、
べたべたのカップルモードを振りまいている…。


こんな退屈していて不機嫌でぶすくれた女、
ふつうだったらもっと嫌になりそうなもんですが、
そこはパトリシア・アークエットわりと好きなのでセーフです。
そもそもずっと夫に「ディプレスド・アリソン」って
呼びかけられてるくらいなので、全部わざとなんでしょう。

退屈していた主婦が警察への事件協力の過程で
いろいろ嫌なものを見つつも人間としての成長を経て
いきいきと輝いてくる、はず。
そして家族への愛もさらに深まる、はず。
うーん主婦探偵。

それにしてもその夫、ジョー・デュボア役!
ジェイク・ウェバーだなんて、なんて激烈なツボ!
(『ドーン・オブ・ザ・デッド』のマイケル役とか)
あの鼻から下にかけてのイングランドですよ、って
ラインが堪らない。顔のパーツが全部中心ラインに
寄っちゃってるとことか。
しかも身長189cm(デケえ)あるのに
それとわからないあのナデ肩!

だれだ、あんな“冴えないセクシー”を準主役級に起用したの。
おかげで素敵アメリカン・マッチョ夫妻っていうんじゃなくって、
どうにも地味で頼りないうえに、アリソンの機嫌次第で
イガイガトゲトゲしたりもしつつ、でもどこまでも
ラブい夫妻、という不思議なものに仕上がってます。
これが等身大の主婦探偵感をだすポイントでしょうか。

なんかもう、好きにいちゃいちゃおやりよ、って気分になります。
人の過去から心からなんでも見えちゃうアリソンとあの夫が
どうやって恋に落ちたのか、その過程が非常に知りたい…。

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