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2006/06/12

大会15日目、最後まで順当…。

ナダル強かった……!

いやあもう、どうしょもないですね。
あんなあり得ないボール拾われて、あれ相手になにができるっていうんだ。

第1セットはしょっぱなからトップギアな感じのフェデラーが
押すなあ、調子いいなあ、すごく。一試合一試合負けるたびに
学んでるって言ってたのは嘘じゃなかったんだなあ…
って思ってたんです、が。

第2セットからが! 
あとはフェデラーのミスを待つだけだねって言ってた
トニー・ナダルコーチの言うとおりの展開に…!
2セットだけでunforced error、12とかありませんでしたか。

今公式HPでmatch history見ると、ほとんどのゲームが
「フェデラーがunforced errorで落とした」になってる…。
そりゃ負けるわ。結局51あったし!

でも1回戦で49だったときも、unforced errorなんて
主観的なものだ、って言ってたし、今回もある程度そうなんでしょうね。
ナダルのスピンの効いた重いボールはunforcedってついてても
ほんとのところは避けようがないんだってのはわかります。

でも!見てると死にそうにやきもきするんですけど!
第3セット終わりとか、第4セットの各ゲームごとに
緊張で死ぬ、と思いました。
よく選手はあんな中でプレーしてるよ!って感心新た。

それにしても。わたしはどうも、フェデラーだけは
テニス選手の中で特別に好きなようです。
基本的に強い選手が好き、というか、
いいプレーしてる選手が好きなので、ふつう試合見てて
あんまり悔しい思いしません。
つまり勝つようなプレーしてる方が好きなので。
まあ贔屓の選手が調子よくって勝てばいいな、とか
気持ちいいプレーしてる選手がチャンスつかめればいいな、って
どきどきはするけど。

フェデラーに限ってはダメプレー時に死ぬほどやきもきさせられます。
たぶん、フェデラーは一番いいプレーをするべきで、ダメ時には
こんなはずじゃないだろう!ってなるからだと思うんですけど、
なんかもう第4セット途中で手が震えてきて
それがただテレビ見てるだけでテンパッてきたからなのか
(テンパると簡単に手が震える)
おやつ食べる余裕もなくかじりつきで見てたせいで
低血糖だからなのか(それも充分テンパッてる)
よくわかんなくなりつつ、ああフェデラー負ける!って
手を握って見てました。ほんとよく冷静に試合できるよ!
最後疲れて、もう自分をなだめることを最優先にしてたような…。
フェデラーだからまだわかんないよ!とか
ナダル相手だから負けてもしょうがないよ!とか
また来年があるよ、ていうか引退までに一回全仏で勝てれば
なんの問題もないんだよ!とか。

でも最後第4セット、ゲームカウント4-5での30-30からは
ほんとにフェデラー、いいプレーをしました。
あそこにきてブレイクできる精神力はさすがです。
負けるのは仕方ないにしても、いい試合が見たいんですけど!
2セット以降全部あっさり取られてエラーで負けるとかだと
何カ月もこの試合たのしみにしてた意味がわからないんですけど!
って思ってたので、最後タイブレイクまでいってくれて
すごく気持ちは落ち着きました。
まあなんでその前にブレイクできない!
なんで12ゲーム目でブレイクできない!ってのが
前提にあるわけですが…。
もうそこはナダル相手だからしかたないよ…。

終わった後はもう悔しくなかったです。
6-1, 1-6, 4-6, 6-7(4/7)のスコアも見た目悪くないし。
だってナダルがほんとうに強かった。祝福せずにしてどうする。
あんたが王者だよ、ってすごく納得。

それにしても、ナダルのスピーチは感動度が低いですね…。
冷静すぎ。ふつうそんなに時間割かないよ、ってくらい
フェデラーに気をつかった、彼はいいプレーをした、No.1プレイヤーだ、
って発言をするあたりの如才なさから、きちんと家族、観客、
主催者ともれなく謝辞を言ってました。まあいちいち通訳が入るんで、
その間に次言うこと考える余裕もあるから?
やっぱ全豪のときのフェデラー号泣くらいやってくれないと…
笑えないじゃない、とか思いつつ、それをやらないナダルこそ
王者の精神力をもっているとも思います。ナダル、キレないもの!
フェデラーは集中力とかキレるけど。

いやあほんと、たいした若者だ。
プレーのすばらしい次世代選手はぞくぞくと出てますけど、
あのメンタルは稀有ですね!

ところで、準優勝でも充分素晴らしい、なんて慰めなんて要らねえ!って、
いっつも思います。競馬と同じように、1位だけが「勝ち」なんですよね。
2位以下はなんと言おうと結局みんな「負け」です。
ていうかあんな食堂トレーみたいな銀盆もらってなにが嬉しいのかと!
準優勝も立派なら、もうちょっと見栄えのいいものにしたって
いいんじゃないですかね…。


まあそんなわけで長い間たのしみにしてきた全仏、
みんなの期待どおりのファイナル顔合わせで、
わたしの期待とはちがってフェデラー負けたわけですが、
順当度ではこれ以上ないくらいの順当さを誇る大会でした。
第2シードとか言ったって、去年の覇者ですしね!

そしてフェデラーが来年こそは狙うって言ってたので、もういいです。
それでいいです。ナダルがボルグの全仏4連覇記録に並ぶべくがんばり、
それを阻止するべくフェデラーががんばる、って図式で、
あと2年はたのしめる。ていうか記録塗り替え阻止か。
そしたら3年は猶予があるわけなので、その間にフェデラーに
勝っていただいて最終的に生涯グランドスラムを達成していただければ
いいんじゃないでしょうかね。来年もたのしみだ。

ああ!ってもうすぐウィンブルドンじゃん! たった2週間で。
芝お得意のフェデラー(どころか王様だ)筆頭に、
今回のがんばり屋アンチッチとか、芝勢が活躍するといいですね。
そして英国勢ががんばるといいですね。たのしみです。


余談。
大会最後の方は沢山セレブリティとか高官が来てる、っていっても
わたしはディカプリオなんてどうでもいんですけど、とか思ってたんですが、
今日はサングラスのこのおっさん、誰だっけ、知った顔、
えーと…、(ひらめいた)!ヴィンス・ヴォーン!
って、じゃあ今話かけてる隣のサングラスの女性は…
ジェニファー・アニストン?!ええ?!
この前共演して以来仲良しなの?!
ていうか一緒にテニス見にきて、って、付き合ってんの?!
って大驚愕。…付き合ってるんですか?
だとしたらヴィンス・ヴォーンもたいしたもんだ。
ていうか『Mr.&Mrs.Smith』って微妙だ。
…ていうかそもそもヴィンス&ジェニファーでしたよね?いましたよね?

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