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2006/05/23

『暗殺者』粗筋(アラかった!)感想。

(原題:『Assassins』)

監督:リチャード・ドナー
脚本:ウォシャウスキー兄弟他
ロバート・ラス:シルベスター・スタローン
エレクトラ:ジュリアン・ムーア
ミゲル・ベイン:アントニオ・バンデラス


ナンバーワン・スナイパーのロバートを殺して自分が1番になろう!
って思ったミゲルっていうオカシな人が、ロバートとターゲットの女
エレクトラの取り合った結果、ロバートはエレクトラを
守るほうに立場を変え、気がついたら守る男と守られる女、
孤独な二人の間にある種の愛と絆が…?みたいな話だったんですか?


うーん、ひどい…。
シルベスター・スタローンに加え、ジュリアン・ムーアの演技もひどい…。
つうかジュリアン・ムーアの存在価値ってなんなんですか?
いい演技してるの見たことないんですけど、
美人女優っていうにもあれだし…。わたしが見てないだけか。
スタローンはまあマッチョという意義が。
でもひどい二人には惹かれ合う経緯なんかどこにも見当たらない。
ていうか「守る、守られる」が男と女だったら、
むしろ何もなければデキあがるのか…。

ひとついうとしたら、バンデラスのオカシさ見るためなら
まあなんの問題もないってことですか。
スペイン語英語ごたまぜでキレた人やってます。
やりすぎなくらいオカシいんで、ここは満足しときます!


(↓ストーリー全体に触れてます。オチまでは言ってないけど。ネタバレ)

しょっぱなから、ラスが骨折のふりして吊った腕に
どう見ても銃が仕込んであるところからコイツは…、
とやばい気がしましたが、その後の
ダメさもふつうのダメどころじゃなかった。
全体になぜそこで撃つ?!とかなぜそこで撃たない?!のめじろ押し。
ていうかほんとさ、あんな前腕の長さ3割増し、みたいな
銃仕込んでターゲットに近づくくらいならさ、
最初ッから遠くから狙撃すりゃいいじゃん…。

俺がニコライを銀行から出てきたところで撃ったから、
あいつも同じようにするはずだ、って、ほんとに…?
だって交換条件2千万ドルでしょ…?
ふつう振り込む前に始末するよう依頼しない…?
24億円…銀行のエントランスで狙撃したら、
ふつう戻っちゃこないですよね。すごい太っ腹。
どんな仕事依頼だ。

あと、銀行にいくら多額の金おろしにきたからって、
6時間以上もロビーの片隅のソファに座らせとくなんてあり得んのか!
いくらコーヒー・おやつ付きだからってさ!
ていうかプエルトリコの銀行は18時まで開いてんのか?

穴にハマッたエレクトラが、どう見ても足がついてるのには
ひきました。ダメ映画って、なんでそういうとこちゃんと
つくらないんでしょうね。10cmでもいいから足浮かしとけば
筋肉の力の入り方とかリアルになるのに、
どう見ても突っ立ってウンウン唸ってるのにはさすがダメ映画、って気になる。
もがいてる脚との、あー別撮り別撮り、って感じも。

そしてミゲルがマットレスの陰に隠れてるエレクトラに気づかなかったり。
ふつうさ、自分が銃隠した下にマットレスがあったかなかったかくらい
わかるでしょ。そんなのも気にならなくなるくらい、テンパッてたの?
そしてエレクトラが銃奪ったかどうかもわからないのに、
なんでロバートはわざわざ正面エントランス出たところで無線で
交信しようとすんの。あの瞬間彼の頭の中でミゲルの存在はどこいっちゃってんの。


全然知らなかったんですけど、これ、脚本ウォシャウスキー兄弟だったんですね。
エンディングクレジット見てびっくり。
あの兄弟で、こんだけひどいものになるってなに。
脚本がひどかったのか、それこそリチャード・ドナーがひどかったのか。
わたしは正直、リチャード・ドナーのせいだと疑ってるんですがね…。
って、もうひとりの脚本、ブライアン・ヘルゲランドじゃん!! おまえか!

途中、『○○者』を責めてはいけない!って自分を
抑えてましたが、いくらなんでも限界はくるって。
バカ映画好きなくせにこれ責めるのか?って、もちろんです!
ていうかさ、土曜ワイド劇場好きだけどさ、
火野正平が乳お姉ちゃん達といっしょに露天風呂入っててもいいけどさ、
あれスクリーンでやられたらキレるでしょ。
(もういっそソレと同列でいいです)

なんかもう、浪費した2時間がひどく価値のあるものに思えて、
ラストでひどく気が萎えたんですけど、エンディングに
ストーンズバージョンのLike A Rolling Stoneが流れて
ちょっと気が持ち直しました。あのままだったら
もう速攻寝てました。疲弊して起きてらんない。

ボブ・ディランは名曲多いですけど、ほかの人が歌うと
名曲だからだれが歌ってもいい、というより、ディランの歌いっぷりより
完全劣ってるのが気になることの方が多いんですが、
さすがストーンズというかミック・ジャガーというか、ちょっと楽しくなった。

総じて、つまらないことを覚悟して見たが、
つまらないどころじゃなった、途中で口が開いてきた、
って感じの映画でした。まあスタローンの『暗殺者』なんてそんなものですよね!

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