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2006/01/07

お役立ちBabel Fish。

12月から引き続き年末年始に暴飲暴食(自分で、勝手に)、
ここにきてキシモト・ザ・ボミッター、リビジテッド。
ディラン風に追憶の吐き戻しキシモト。
または英国風にキシモト・ザ・ボミッターふたたび。
(かけ離れすぎてて元ネタがわからない。しかも用法ちがうし)
生き物として世に出たからには、口に入れた栄養は吸収したいところです。


で、まあ関係ないですけど
サーチエンジンAltaVistaの機械翻訳 "Babel Fish Translation"って、
あれですよね、『銀河ヒッチハイク・ガイド』の
黄色の翻訳お魚、バベル・フィッシュですよね。

いいですよ、バベル・フィッシュ。わたしも欲しい。
耳から入れると頭の中で勝手に発話者の思念を拾い食いして
翻訳してくれる、まさに進化の最高傑作。
河出文庫版『銀河ヒッチハイク・ガイド』でいうとこんな感じ。

「バベル魚は小さく、黄色く、ヒルに似ていて、おそらくはこの宇宙で最も奇妙な存在である。宿主の発する脳波エネルギーのほか、宿主の周囲に存在する脳波エネルギーを食べて生きている。脳波エネルギーから無意識の精神波を吸収したのち、その残りかすを宿主の精神に向けて排泄するのであるが、その排泄物は精神波格子――すなわち意識的な思考波と、それを発した脳の言語中枢から拾われた神経信号とが織りなす格子――をなしている。実用面から言い換えれば、耳にバベル魚を入れたとたんに、どんな言語で言われたこともただちに理解できるようになるということである。実際に耳にする言語パターンは、バベル魚によって精神波格子に変換されたのち、宿主の脳に送り込まれるのである。…」

(以下『銀河ヒッチハイク・ガイド』3巻あたりまでのネタ僅かに込み)

でもこの仕組みだと動物の思考まで翻訳されそうで
怖いんですけど。狩りのときとか怖いじゃないですか。
2~3巻の間で原始生活してウサギを狩ってたと思われる
アーサーはどうしてたんでしょう。悲鳴とか。怖いな。
さらにアーサーみたいに言語そのものを忘れたときなんかには
なんの役にも立ちませんけど。

思考は言語を得て発達するっていうじゃないですか。
ということは言葉を忘れるってすごいですよね。なにも考えないってことですか。
ふつう忘れるもんですか。5年間で?
まあ「なんだって?」「それはどういうことだ?」「お茶はどこだ?」
の3文で構成できるといわれるアーサー・デントに
言葉覚えてろって方が無理ですよね。思考ないですもん。

あとバベル・フィッシュじゃ字は読めない。そこは残念。
機械翻訳の名前にしては少しちがってるような気も。
でもBabel Fish Translation、黄色いお魚がぷかぷかしててちょっとかわいい。
使っててちょっとたのしい気分に。

ここにも1クリックでページ丸ごと翻訳してくれる
Babel Fish Translationのボックス貼っ付けてみたいところですが、
元が英独西仏伊葡どれかじゃなきゃ用をなさないんですって。残念。
本体機能と同じようにお魚が日→英で
この駄文一発翻訳してくれたらもっとたのしいのにって思います。

いやあヒッチハイク・ガイド、微妙なところにひそんでます。
これがカルト人気を誇るってやつですか。
もしかしたら日常のもっといろんなところにネタがひそんでるのかもしれません。
著作権とかどうなってるのか気になるところです。

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