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2005/10/09

不愉快鬱ロボット。

『銀河ヒッチハイク・ガイド』河出文庫版

ネタのてんこ盛りって感じで笑えます。
ストーリーの起承転結とか無視な分、映画より笑えるのかも。
特にマーヴィン、映画の比じゃない不愉快ロボットです。ステキ!

そんなのくだらない、わたしの頭脳はすごい、憂うつだ、を繰り返し、
励まそうとする人には逆ギレし、相手が黙ると必殺の
「今ぼくのことうっとうしいやつと思ったでしょ」。
ああ超うぜえ! みんなキレそうになってます。
わたしもこんなロボットがいたら、本人が耐え難いような原始的な凶器、
バットとかつかってたたっ壊してやります。
でもこのうざさがたまりません。
ほんとうっとうしいな!って思うたびに、この鬱なロボットって
発想のすばらしさに脱帽します。
ファンの間でマーヴィンが特別な思い入れのあるキャラだってのが
一冊目からよくわかります。実感できますもの。うざいって。

アーサー・デントはものすごいマヌケぶりで、いとしいです、いっそ。
ほとんど何の役にも立ってない。映画版に輪をかけて無能です。
この周り中にバカにされるアーサーの扱いが愛しい。
アーサーを再現するためには「なんだって?」「それはどういうことだ?」
「お茶はどこだ?」のセリフ三つでこと足りるんですって。
確かにそれくらいしか言ってない!
時々笑えるツッコミは入れるけど、それにも中身はないですね。ただ感想。
これがそのうちシリーズで役に立てる日が来るんでしょうか 。
…来ないといいなあ。

マーヴィンとアーサーはイギリス人のダメ要素をそれぞれ
抽出したようで、いいコンビなんじゃないかと思います。
二人で会話してるとそのやりとりの空虚さが際立ちます!

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